組織および人が成長し成果を創るには常に一貫したサイクルがあり、これらはスパイラルの動きのように周りながら成長していきます。

組織や個人には、存在の目的(存在価値、使命)があり、その目的を生きた結果、実現される理想的な未来像がビジョンです。そしてビジョンを実現するための道標として中期的もしくは短期的な目標が生まれます。さらにこの目標を達成していくために必要な具体策として、戦略やアクションプラン、必要となるスキルが求められ、目的にもビジョンにも目標にも戦略、アクションプランにも則った整合性のある行動(「統一された行動」)を取ることにより、「完了」していきます。ここでいう「完了」とはいったん物事を閉じることによって、成長のスパイラルの動きを繋げていくポイントとなります。つまり、一連の動きの結果をいったん立ち止まって振り返り、出来ていることや成果を承認し、今後の課題や未達成なことについては、また目的に戻り、ビジョン、目標、戦略・行動プラン観点から一貫性のある動きをスタートしていくことで成長は続いていきます。